10月10日(金) 女性会例会 ヨハネ6章1~14節 「無戸籍でなく、すべては神のものに」
2014-10-10
「ここに、大麦のパン五つと、さかな二ひきとを持っている子供がいます。しかし、こんなに大ぜいの人では、それが何になりましょう」。 (ヨハネ6:9)
現代の日本において戸籍を持たない子どもたち、無戸籍のまま生活せざるおえない人たちがいることをご存じだろうか?背景にはDV離婚などがあります。私自身の過去において母がDVを受けて家を一緒に飛び出した経験があります。そのときに隠れるようにして生活していたことを思い出しました。無戸籍ではありませんが、自分の存在を隠して生きなければならない。どんなにか辛く、苦しい生活を強いられているでしょうか。
今日の場面は、一人の子どもがイエス様のまえに自分の持っている食べ物を差し出す場面です。今まで何気なく読み過ごしていた箇所でした。ですが深い意味と大きな慰めをいただきました。イエス様が私たちを呼んでいる。必要としている。差し出した物を受け取られ、イエス様によって豊かに用いられるのです。
イエス様に食べ物を差し出した子どもはどのような子どもだったのか?詳しくは書いてません。でもイエス様が知っているのです。すべての人は神のもの、イエス様に覚えられているのです。イエス様が私を必要としている。呼んでいるのです。今まで私の存在は小さいと思っていました。誰も必要とせず、いなくなればいいと思っていました。しかし、私はイエス様のまえに小さくない。愛されている。イエス様のまえに大きい存在、必要とされている存在、なんと大きな喜びでしょうか。あなたもイエス様は呼んでいるのです。必要としているのです。すべての人は神のものなのです。
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