Archive for the ‘祈祷会’ Category
12月9日週報 泉のほとり
「アドベント(神さまからのプレゼントを喜ぶ)」
「御使がマリヤのところにきて言った、「恵まれた女よ、おめでとう、主があなたと共におられます」。」 (ルカ1・28)
アドベント第二週を迎えました。街もクリスマス一色に様変わりしています。クリスマスといえば子どもたちにとっていちばん楽しみなのがプレゼントです。子どものときもらったクリスマスプレゼント嬉しかったのに、兄弟にほうがよさそうに見えて交換してほしいと駄々をこねました。
この子にはこれがいいと一生懸命考えて選んだプレゼントなのに思いが伝わらないことがあります。神さまも私たちにたくさんのプレゼントを与えてくださいますが神さまの思いを知って受取っているでしょうか。
イエス様の母マリヤは天使ガブリエルより「恵まれた女よ、おめでとう、主があなたと共におられます」とここでも「インマヌエル(主が私たちと共におられる)」とのメッセージを神さまよりプレゼントされます。
マリヤは心騒ぎ、恐れていましたが神さまからのプレゼントを心から喜んで受取るのです。マリヤは救い主イエス・キリストの母となりました。私たちはマリヤから教えられます。主の御業は「インマヌエル(主が私たちと共におられる)」ことを喜び受取ることであらわされるのです。クリスマスの楽しみ「インマヌエル(主が私たちと共におられる)」ことを喜ぶことです。喜びましょう。 牧師 林健一
12月2日(日)泉のほとり
「アドベント(救い主を待ち望む)」
「彼は、おのれの民をそのもろもろの罪から救う者となるからである。」 (マタイ1・21)
今週からアドベントに入りました。教会がいちばん心踊るときです。
『アドベント』は「待降節(たいこうせつ)」と訳されており、クリスマス前の4週間あまりの期間をさします。 11月30日に最も近い日曜日、今年は12月2日から始まり、4回の日曜日を経て、 12月25日の『クリスマス』に至る期間をこう呼びます。語源は「来るべき」という意味のラテン語adventusにより、キリストが来られるという約束と それへの期待をあらわしています。
素晴らしい話を聞きました。クリスマスツリーの下に子どもたちのためにプレゼントが置かれるそうです。子どもたちはツリーにあるクリスマスプレゼントを見つつ、やがて来るクリスマスを待ち望みながらプレゼントを開ける日を指折り数えながら待つ。素晴らしいことです。
大人になったら待つわくわくな気持ちも忘れてしまうのでしょうか。神さまが私たちのために用意している最高のプレゼント、イエス・キリストを待ち望んでみようではありませんか。 牧師 林健一
11月28日(水)祈祷会メッセージ
28日の祈祷会はライフラインのDVDをみんなで見ました。
http://www.tv-lifeline.com/Top.html ライフラインホームページ
ショートメッセージをしました。
私たちは神の同労者である。コリント一3:9
自分のしたいことを第一にして神さまを利用する。よくあることだ。「どうして、悪いの、神さまを利用して何が悪いの。人を利用するのがそんなにいけないことなの」これが私たちの本音だ。私たちの人生はそうやって大切な人、ものを失ってきた。多くの人が人を利用してそれ以上に失っていることに気づかないし、悪魔の思いどおりになる。神さまから引き離し、人から引き離して孤独にさせる。「どうせ、誰も私のことなんか」と思わせる、あなたがそう思っているだけなのである。
しかし神さまは「あなたがたは神の同労者である」と私たちを神さまの働きに招かれる。なんと素晴らしい招きではないか。教会の中で奉仕に疲れた、人間関係に疲れたと心傷む話を聞く。解決はただひとつ。神さまより前に出ないことだ。私たちは自分が主になって神さまを同労者としているのではないか。神さまが主であって私たちが同労者である。神さまが働きに招いてくださるなら神さまにお任せする以外しかない。神さまがどのように恵みに満ちた働きを私たちにさせてくださるのか見ようではないか。
11月25日主日礼拝メッセージ 世界は希望に満ちている
そして彼らに言われた、「全世界に出て行って、すべての造られたものに福音を宣べ伝えよ。 マルコ16:15
あの十字架のむごたらし死から父なる神様の御力によって甦らされた主イエス・キリストは弟子たちに40日間共におられた後、「全世界に出て行って、すべての造られたものに福音を宣べ伝えよ。」という大宣教命令をした後、父なる神様の御許にあげられた。
この時から今に至るまで福音(良き知らせ)は世界の人々に宣べ伝えられている。「あなたは神様に愛されている」というメッセージによっていかに多くの人たちの人生が変えられてきたことであろう。神様はあなたの人生に祝福と希望をもたらしたいと願い用意しておられる。しかし、多くの人は神様のもとに来ようとしない。本当の祝福と恵みを知らないからだ。なんと勿体無いことだろうか?あなたの人生自分だけが幸せになることであろう?「そうよ何か文句ある」これが現代人の答えであろう。しかし今の日本の状況は誰もが満足していない。みな自分だけの幸せを求めて帰って不幸になったのだ。本当の幸せがどこにあるのか考えてほしい。イエス・キリストを見上げるなら私たちは知るだろう。「世界は希望に満ちている」
祈り会メッセージ 11月21日(水) 詩篇119編81~88節
人生に孤独な闘いは付き物です。ひとりきりで誰も理解されない中で闘わなければいけない状況に置かれることがあります。仕事が見つからない、家庭のなかで親子関係、夫婦関係が壊れてしまう、学校での友人同士の関係など私たちに襲いかかる試練は数多くあるのです。そのようなとき神さまの助けを待ち望むのです。
わが魂はあなたの救を慕って絶えいるばかりです。わたしはみ言葉によって望みをいだきます。 119:81
神さまに祈るならば孤独ではありません。神さまがあなたを支えてくださいます。
週報コラム 泉のほとり 2012年11月18日
「あふれる出る豊かさ」
「すなわち、彼らは、患難のために激しい試錬をうけたが、その満ちあふれる喜びは、極度の貧しさにもかかわらず、あふれ出て惜しみなく施す富となったのである。」 (コリント人への手紙二8章2節)
先週の16日(金)16回目の野田村仮設訪問ボランティアに行ってきました。皆さまのお祈りに感謝すると共にボランティアに参加した一人ひとりが神さまの愛の働きに共に心合わせて従事できたことが恵みでした。
始めて参加した方たちは被災地の様子や仮設に住んでいる方々の生の声を聞き、未だ復興が進んでいない現状を目の当たりにして心に期するものがあったと、礼拝で教会の皆さんに報告して共に分かち合いたいと思いを語っていました。
私たちが何かをしなければ、何ができるか以上にたくさんの恵みと宿題を神さまからもらって帰ってくる、与えることを通して私たちの教会は豊かになっていく。教会が豊かに建て上げられていく恵みを私は野田村を訪問する度に感じています。 牧師 林 健一
2012年11月18日(日)礼拝のお知らせ
聖書:マルコによる福音書16章1~8節
メッセージ:『恐ろしかったからである』
説教者:林 健一牧師
教会学校は9時から始まります。
泉のほとり 9月9日
「キリストの恵みを受ける秘訣」
だれも、新しいぶどう酒を古い皮袋に入れはしない。もしそんなことをしたら、その皮袋は張り裂け、酒は流れ出るし、皮袋もむだになる。だから、新しいぶどう酒は新しい皮袋に入れるべきである。そうすれば両方とも長もちがするであろう」。(マタイ9章17節)
今ここに本物の恵みがあるのにわからない。古いものに固執し父なる神さまが与えて下さる新しい恵みに気づかないでいるパリサイ人たちに向けて語られたイエス様の言葉です。
聖書の言葉、教会で聞く言葉は「イエス様は救い主」などはじめて聞く人たちにとっては新しい言葉です。しかし、長年教会に通っている人々のなかにもいまだにこの新しい言葉がわからない人たちがいます。
イエス様は「新しいぶどう酒は新しい皮袋」にと言われました。今までのものをリサイクルして使うのではなくまったく新しいものを使うということを言っているのです。
私たちも同じように新しくされなければキリストの恵みなど取るに足らないものだと思うのです。新しく生まれることによってはじめてキリストの恵みがわかってきます。もっと欲しいと思うようになるのです。教会や信仰生活はあなたが新しくされることで生き生きしてくるのです。 牧師 林 健一
泉のほとり 9月2日
「キリストに似た者となるために」
兄弟たちよ。どうか、わたしにならう者となってほしい。また、あなたがたの模範にされているわたしたちにならって歩く人たちに、目をとめなさい。(ピリピ人への手紙3章17節)
医学博士である南雲吉則さんが書かれた本の中でこんな内容に目が留まりました。「病気が治るかどうかは医者を見ればわかる」南雲さんは、例えとして禁煙の外来にいったときに、その医者がたばこを吸っていたら、禁煙はできないでしょう。と言うのです。さらに、自分自身ができていないことを、他人である患者さんに実行させることはできないからです。
耳の痛い言葉です。しかし確かにそうではないでしょうか。教会においても新しく来られる人々はまず私たちの姿を第一に見るはずです。教会での第一印象を聞くとまず教会の人たちがどんなふうに礼拝を捧げているのかが目に入ってくるようです。説教などはあまり印象に残らないようです。それほど私たちの生き方が大事だということです。
パウロはピリピの教会の人たちに自信をもって語ります。まず私にならう者となってほしい。パウロは常にキリストにならう生き方をしていました。だからこそ自信をもって言うことができたのです。私たちも人々に自信をもって「わたしにならう者となってほしい」と言えるようになることを主イエス様も求めておられるのです。 牧師 林 健一
泉のほとり 8月26日
「苦い根を断ち切る」
気をつけて、神の恵みからもれることがないように、また、苦い根がはえ出て、あなたがたを悩まし、それによって多くの人が汚されることのないようにしなさい。(ヘブル人への手紙12章15節)
「男性は40代が最も幸福度が低く、年齢を重ねるごとに上がり、80代が最高に。一方、女性の幸福度は60代をピークに下がっていく。第一生命経済研究所(千代田区)が行った「幸福度調査」の結果です。40代男性の幸福度が低いことについて、「40代は子育て、仕事やリストラ、親の介護などで特に精神的に大変なのだと思う。女性もストレスはあるが、人に話したり、男性より発散できているのでは」と分析している。」
40代男性でなくても私たちは日々のストレスなどを心に溜め込んでいます。一瞬忘れたように思えますが、それは心の中に溜め込まれているに過ぎないのです。忘れたように思えても傷を受けた時の出来事が何かの拍子で思い出されたとき私たちは抑えきれず爆発してしまうことがあるのです。それは自分だけでなく周りの人たちも巻き込むのです。
神さまは人間の心の中をよくご存知です。私たちの心の中に苦い根があることも、この苦い根を断ち切ることができるのは神さまの恵み以外しかないのです。イエス・キリストの十字架の贖いこそ苦い根を断ち切ることが出来るのです。 牧師 林 健一
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