2017年1月29日 「神は生きているものの神」 ルカによる福音書20章27~40節
2017-01-29
「復活」はあるのですか?とイエス様に質問します。「復活」に対してイエス様はこう答えられます。「神は死んだ者の神ではなく、生きているものの神である。人はみな神に生きるものだからである」「人はみな神に生きるものだからである」新共同訳では「すべての人は、神によって生きているからである」と訳されています。「神によって」とはイエス様は人は、神に対して、あるいは神さまとの関係で生きるのだと言われました。聖書が語る「復活」とはただ死んだものが生き返るということを言いたいのではありません。神さまに対して生きるものだからこそ私たち人間は豊かに生きるものとされるのです。いま、体が生きていたとしても神さまに対して生きていないなら死んでいるのと同じなのです。現代は物にあふれ、情報にあふれていても孤独だという人がいます。それは本来神さまに造られた人間はどうしたら生きるものとされるのか忘れているからではないでしょうか。