5月31日 いずみのほとり
2015-05-29
祈り -神様と出会うための扉― ⑥宝を土に埋めずに
「しかし、一タラントン預かった者は、出て行って穴を掘り、主人の金を隠しておいた。」(マタイによる福音書25章18節)
最近、「段捨離」という本を読みました。著者のやましたひでこさんは、物に執着するあまり物から自由になれずにいる人たちがたくさんいる。と書いていました。
かくいう私も物に執着して捨てられずもう何年も使っていない物がたくさんあります。やましたさんは捨てられない物と自分との関係をきちんと見直すことで本当に必要なものか、いらなかった物か見えてくると、私も部屋に山積みになっている本や物を見てこれは本当に 必要で、使うべき物だったのかなと気づかされました。
いかに、ガラクタに囲まれた生活を続けてきたこと、そしてガラクタによって必要なことが見えてこなかったことに気づかされました。祈りという私たちに大切で最も価値ある宝が、何の価値もないガラクタに囲まれていることで用いることができないということはないでしょうか。 牧師 林健一
←「5月24日 いずみのほとり」前の記事へ 次の記事へ「6月7日 いずみのほとり」→