7月24日(水)祈祷会メッセージ 詩篇136篇より いつくしみはとこしえに絶えることがない
2013-07-26
主に感謝せよ、主は恵みふかく、そのいつくしみはとこしえに絶えることがない。(詩篇136:1)
祭りの季節になりました。人々は五穀豊穣の神々に今年一年が幸いであるように祈り、人々の平和な生活を祈ります。しかし、人々の願いどおりに人生がすすむとは限りません。だから人々はこの時期様々な神様に祈り、平和を祈るのでしょう。
ここに何千年も民族としてのアイデンティティを守り続けてきた民族がいます。イスラエルです。彼らの歴史は苦難の歴史でした。彼らをささえてきたのは彼らが礼拝してきた唯一の神様でした。しかし、彼らが礼拝してきた神様は彼らの苦難をいっけんすると見放していたかのような神様でした。それでも彼らは礼拝をやめることをしませんでした。
それは、イスラエルの神様はとこしえに絶えることのない、いつくしみで導いてくださることを信じてきたからです。生を超えて死の先までもおられる永遠の神様がいると、導いて下さると信じていたからです。彼らの信仰は苦難や逆境の最中にもおられる神様を見上げることだったのです。彼らの祈りから神様を信じる本当の人間としての生き方を教えられます。この世的な生き方から自由になり、神の国へと移された選民としての生き方です。クリスチャンも主イエス・キリストによってこの世ですべてが終わるという人生観から神の国という永遠の観点からの人生に変わったのです。
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