9月6日 泉のほとり
2015-09-05
神様の恵みは罪に勝る。
「それであなたに言うが、この女は多く愛したから、その多くの罪はゆるされているのである。少しだけゆるされた者は、少しだけしか愛さない」。(ルカ7:48)
神様の恵みは罪に勝ちます。どれほど深刻な罪人も、神様の赦しを経験すれば新しい存在になります。罪を犯した女は、イエス様に出会って非常に感想し、自分の涙でイエス様の足を洗い、髪でぬぐいます。普通の方法では自分の思いを表現することができないため、極端な方法で愛を表したのです。
今週、祖父母を包丁で殺害して現金8万円を奪った少年の控訴審判決が言い渡されました。事件の背景には、母親が育児放棄し、公園での生活を強いられるなど、少年の壮絶な生い立ちがあったことが浮かび上がってきました。
少年は「お金は、母とをつなぐ鎖のようなもの。判決はどうでもいい。でも、自分と同じような境遇の子がいたら救ってほしい」シモンのようにただ人を罪に定めるだけでは人は救えません。真の愛がこの罪の世界には必要です。この愛を与えることのできるお方は神様ただお一人だけです。 牧師 林健一
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