2017年2月12日 「律法学者とやもめの信仰」ルカによる福音書20章45節~21章4節
2017-02-12
「信仰」と言うときに私たちは何を思うでしょうか?「あの人の信仰はすばらしい」とか耳にします。「信仰」とは神さまと私の間の真実な関係です。そういう意味で捉える時「信仰」とは他者が見てどうのこうのというよりも神さまが、私がいちばんよくわかっているのではないでしょうか。他者がどうこうでなく自分のなかで「信仰」を大切に捉えていくことが大切です。イエス様は律法学者、やもめ両方の信仰を見ておられました。イエス様が双方について語られています。ここでいちばんに忘れてならないことはイエス様が双方の信仰の姿を見ておられたということです。イエス様から見てよくなかったかもしれない。あるいはよい信仰だと褒められた。でも私たちにとって大切なことはいかなる時であってもイエス様は私たちの信仰を見てくださるということです。イエス様のまなざしがある。よい信仰であっても、悪い信仰であっても イエス様のまなざしのなかで私たちの信仰がはぐくまれていくのだということを知り、感謝していきたいと思うのです。