2013年5月1日祈祷会メッセージ 詩篇126編 運命を変える方
2013-05-04
126:1 【都に上る歌。】主がシオンの捕われ人を連れ帰られると聞いて/わたしたちは夢を見ている人のようになった。
126:2 そのときには、わたしたちの口に笑いが/舌に喜びの歌が満ちるであろう。そのときには、国々も言うであろう/「主はこの人々に、大きな業を成し遂げられた」と。
126:3 主よ、わたしたちのために/大きな業を成し遂げてください。わたしたちは喜び祝うでしょう。
126:4 主よ、ネゲブに川の流れを導くかのように/わたしたちの捕われ人を連れ帰ってください。
126:5 涙と共に種を蒔く人は/喜びの歌と共に刈り入れる。
126:6 種の袋を背負い、泣きながら出て行った人は/束ねた穂を背負い/喜びの歌をうたいながら帰ってくる。
今までにあなたの人生、行き方を変える出来事、出会いを経験したことがあるだろうか?詩篇126編はそのような出来事を経験したイスラエルの民が神様に賛美と感謝をささげた歌である。
BC587年に南ユダは滅亡した。イスラエルの民はバビロンに捕囚の民として連れて行かれ、もう二度と自分たちは故郷エルサレムに戻ることはないと諦めていた。しかし彼らは再び故郷の地を踏んだ。彼らは「夢を見ている人のようだ」と思った。
しかし、これは夢ではない。現実に起きていること、誰が起こしたのか?「神である」と自分たちの運命に神様が大きな御業を成して下さったことに気づき、感謝をささげたのである。
私たちキリスト者は自分たちのこともこのように恵みを受けた者である。ことを自覚しているだろうか。キリストによって救われても、尚自分の運命は変わらず、人生を呪って日々を過ごしていないだろうか?イエス・キリストによって救われた私たちキリスト者には神様の御手が働いていることを忘れてはならない。
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