2月10日週報 泉のほとりより 「信じる自由を求め続けて」
2013-02-09
「彼らは『カイザルのです』と答えた。するとイエスは言われた、『それでは、カイザルのものはカイザルに、神のものは神に返しなさい』」 (マタイによる福音書22章21節)
明日2月11日は建国記念日だが、教会では信教の自由を守る日として 信じる自由とは何であるかを考えていきたいと思う。神を信じるも信じないも自由だと当たり前のように考えるが本当にそうだろうか? 私たちがどんな時でも神を信じ続けることができるだろうか?そうでないだろう。自分の立場が苦しくなったり、危うくなったり、神よりも心地よいものがあるなら簡単に神を信じることをやめてしまう。外からの要因で簡単に信じる自由を奪われてしまう。その危うさに気づいていない。 本当の信じる自由とは自分の意思をもって神を信じ続けることを選び取ることの自由である。それは大変なことであるが自分が神を信じることを選び取ったという自由と爽快感がある。 長崎に26聖人の記念碑がある。日本で最初のキリスト殉教者であった。神を信じることを最高の喜びとして彼らは信仰を捨てなかった。先達たちの信仰の戦いの上に今の信教の自由があることを忘れないでいたい。 牧師 林健一
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