泉のほとり 8月2日
2015-08-04
平和を願って
「平和をつくり出す人たちは、さいわいである、彼らは神の子と呼ばれるであろう。」(マタイ5:9)
8月に入りました。今年も日本ではこの月に平和を祈り願う人たちが集い世界の平和を祈ります。バプテスト連盟でも7・8月を「平和宣言推進月間」として教会も祈ります。
「平和」をつくり出す使命は教会の最も大切な使命であります。主イエス様は「平和をつくり出す人たちは、さいわいである」と言われました。「平和」をつくり出すとはどういう意味でしょうか?主イエス様は神さまと私たちとの間に平和をつくり出す、また私たちの間、自身の内に平和をつくり出すことが真の平和をつくるのだと言われたのではないでしょうか。
「平和」、は旧約聖書のヘブル語では有名な「シャローム」という言葉です。これはもともと「良い幸いなくらし」という実際的な意味です。この語は旧約では、神さまの創造時の人間への思い、ひいては罪人の救われた状態、恵みの契約が個人の心・人生・家庭・国家・世界に生み出す現実的実りを表しました。神さまがこの世界にお与えくださる「平和」をいただき、共に「平和」の祈りをささげてまいりましょう。 牧師 林健一
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